都市ガスとプロパンガス(LPガス)の違いまとめ!料金と火力の比較調査

自宅がオール電化ではない限り、ガスは日常生活で欠かせないものですよね。

ガスにも主に都市ガスとLPガス(プロパンガス)の2種類あります。

どこかで「プロパンガスよりも都市ガスのほうが安いよ」と耳にしたことがあるかもしれませんが、そもそも都市ガスとプロパンガスの違いって何なのか?

この記事では、都市ガスとプロパンガスの違いを料金や火力などで比較してまとめてみました。

それぞれのメリットやデメリットも紹介していますので参考にしてもらえたらと思います。

 

都市ガスとプロパンガス(LPガス)の基礎情報

都市ガスとLPガス(プロパンガス)の基礎情報からですが、まずガスの種類や供給方法が違うのです。

都市ガスは天然ガスに対し、プロパンガスは液化石油ガスになります。

どういう風に違うのか、というとイメージで表すなら同じお肉でも豚肉や鶏肉のように栄養値が違うような感じですね。

この違いがあるため後ほど紹介する火力にも違いが生まれるわけです。

そして、供給方法にも違いがありますが、都市ガス、プロパンガスの供給方法のイメージとして下記の画像になります。

都市ガスのガス供給方法

都市ガスは地面の下にガス管を通しており、マンションやアパート、一軒家へとガスを供給しています。

そのため、ガス管が通っていない地域は都市ガスを契約することが難しく、もし契約する場合は道路工事などをしてガス管を通す必要があります。

ちなみに、2018年次点で都市ガスの供給率は全国世帯数の約67%だそうです。(経済産業省調べ)

プロパンガスのガス供給方法

プロパンガス(LPガス)はガスボンベにガスが入っており、それを運んで家やマンションの横に設置しガスを供給します。

上記の画像のようなガスボンベをどこかで見たこともあるのではないでしょうか。

プロパンガスの場合はこのようなボンベを業者さんが運んで供給しているので、全国どのような地域でも契約することができるガスなのです。

都市ガスとプロパンガスのざっくりとした違い

ガスの違いや供給方法以外に、都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いとして、料金と火力があります。

後ほど詳しくそれぞれの違いの比較を紹介しますが、

都市ガス:料金が安く、火力が弱い
プロパンガス:料金が高く、火力が強い

都市ガスとプロパンガスにはこのような違いがあります。

それでは、都市ガスとプロパンガスの違いについて詳しく紹介していきます。

 

都市ガスとプロパンガスの違い

生活していく中で都市ガスとプロパンガスの違いで気になる点は火力と料金ではないかと思います。

もちろん家の見栄えとしてプロパンガスのガスボンベがあるのと都市ガスのようにガスボンベがないという違いもありますが、影響としては火力と料金が主になると思います。

そこで、火力と料金の違いを実際に比較してみましたので紹介します。

また、料金についてはどうして違いが生まれるのかについても詳しくまとめておきます。

都市ガスとプロパンガスの火力と料金を比較

料金 火力
都市ガス 基本料金+従量料金
プロパンガスより安い
プロパンガスの2分の1程度
プロパンガス 価格設定が自由
都市ガスより高い(約1.8倍)
都市ガスの2倍以上

簡単にまとめると都市ガスとプロパンガスの火力や料金の違いは上記のような比較になります。

飲食店を経営している場合は、プロパンガスのほうが都市ガスよりも火力が2倍以上あるので料理をする上でいいかもしれません。

ただ、プロパンガスの場合は料金設定が都市ガスに比べて非常に高い傾向があります。

プロパンガス(LPガス)の料金が高い理由

プロパンガスが都市ガスよりも料金が高い理由の一つに人件費がかかるというのもあるでしょう。

都市ガスは道路の下の導管を通してガスを供給するに対し、プロパンガスは人がガスボンベを運びます。

そのため、人件費がかかってしまうためプロパンガスの料金が高くなってしまう。

ただ、それだけが理由ではなく料金が高い一番の理由はプロパンガス会社が料金設定を自由にできてしまうことにあります。

資源エネルギー庁の調査によると2016年時点の情報では、プロパンガス事業者のうち料金情報を公表しているのは169社中2社しかありませんでした。

このように、料金情報を公開しなくても良い状態で不透明なのです。

ただ最近では一般社団法人の全国LPガス協会が料金をホームページなどで公表することを求めており、少しずつですがプロパンガスの料金設定がわかる業者も増えてきてはいます。

引用元:LPガス政策:平成29年度調査

2018年にはLPガスの料金について調査対象数が約19000件に対し、調査できたのが12500件ほどでしたが、そのうちガス料金を公表している会社は64.2%まで増えています。

ただそれでも料金設定が自由なため、プロパンガスは都市ガスに比べて高い傾向にあります。

プロパンガス会社で料金が大きく違う

都市ガスとプロパンガスの比較表で都市ガスに比べてプロパンガスは約1.8倍ほど料金が違うと載せました。

ただ、あくまで平均の数字でプロパンガスの会社によっては都市ガスとほとんど変わらない料金の会社もあります。

同じ地域でも料金が全然違うという場合もあるのです。

ですので、もし

一般の声
ガス代が住んでいる地域の適正価格よりも高い気がする

と思った場合には、プロパンガス会社を変更するのも一つの方法ですね。

実際、プロパンガスの会社を変更した人の中には1ヶ月のガス代が2000円〜3000円ほど安くなったというケースもあります。

ネット上のサービスだと『ガス屋の窓口』や『enepi』など今住んでいる地域のプロパンガス会社の料金を比較するサービスがあるのでチェックしてみるといいでしょう。

ただプロパンガスや都市ガスの会社を変更すると言われても・・・

プロパンガスの会社を変更するのって大変そう・・・
もし何かあったときに会社を変えたら問題が起こるのではないか?

と不安に思うかもしれません。

ですが、実はガス会社を変更するのは非常に簡単で、ほとんどの作業をサービス会社が行ってくれます。

また、ガス会社を変更しても問題が起こらないようになっています。

これらの点については別記事で情報をまとめてありますので気になる場合は参考にしてもらえたらと思います。

 

まとめ

以上、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の違いや料金や火力の比較情報でした。

都市ガスとプロパンガスの違いとしては、供給方法やガスの種類にありますが、そのため火力や料金にも違いがあります。

また、都市ガスにしたくても導管が通っていなければ都市ガスを選択することはできません。

ただ、プロパンガスの料金が高くてもガス会社を変更することで1ヶ月のガス料金を下げることは可能です。

なので、LPガスの適正価格をまずは知った上で変更するかどうかも検討してみるといいでしょう。